
Tooth decay 01
C0(初期のむし歯)
歯の表面が白く濁りはじめた状態。
フッ素塗布や適切なブラッシングで再石灰化が期待できます。
むし歯の早期発見と再発予防を大切にしています。
むし歯は初期では気づきにくいため、早期発見・早期治療が大切です。
治療後の定期検診やクリーニングで再発を防ぎ、歯ぐきや噛み合わせまで含めたトータルケアをご提案いたします。
痛みが出る前の予防こそが、将来の歯を守る第一歩です。
むし歯は“進行する前”が治療のチャンスです。
むし歯は初期段階では痛みやしみる感覚がほとんどなく、気づかないうちに進行してしまうことが少なくありません。
しかも、進行すればするほど治療の選択肢は限られ、時間的・身体的・経済的な負担も大きくなっていきます。
当院では、歯周病治療で培った精密な診断技術と、最先端の歯科治療機器を活かして、むし歯の進行をできるだけ早く、正確に捉えることを重視しています。
特に“削らずに済む”C0〜C1の段階での発見・ケアこそが、歯の寿命を大きく左右します。
Tooth decay 01
歯の表面が白く濁りはじめた状態。
フッ素塗布や適切なブラッシングで再石灰化が期待できます。
Tooth decay 02
歯の表面のエナメル質に小さな穴が空いた状態。
痛みはほぼなく、比較的簡単な治療で済みます。
Tooth decay 03
冷たいものがしみるなどの症状が出てきます。
むし歯を削り、詰め物で治療します。
Tooth decay 04
強い痛みが出ることが多く、神経の治療(根管治療)が必要になることもあります。
Tooth decay 05
ここまで進むと、歯を残すことが難しく、抜歯が必要になるケースもあります。
定期検診・クリーニングが守る、未来の歯
当院では、むし歯の早期発見・早期処置を可能にする精密な検査環境と予防プログラムを整えています。
定期的なクリーニングは、むし歯だけでなく歯周病の予防にもつながり、「治すために通う」のではなく、
「守るために通う」歯科医院として、多くの患者様に選ばれています。
気になる症状がないときこそ、本当の受診のタイミングです。大切な歯を1本でも多く残すために、ぜひお気軽にご相談ください。
Treatment 01
PMTCは、歯科衛生士が専用の機器とペーストを用いて、歯の表面や歯と歯の間の汚れ・バイオフィルムを徹底的に除去する処置です。むし歯や歯周病の予防に効果があり、歯の表面がツルツルになり、着色汚れも落ちやすくなります。
Treatment 02
エアフローは、水と専用の微粒子パウダーをジェット噴射で歯に吹きつけて、プラークや着色汚れを除去する最新のクリーニング技術です。歯に優しく、細部まできれいに仕上がるため、タバコのヤニや茶渋、コーヒーの着色除去にも効果的です。
Treatment 03
クリーニングでは、歯にこびりついた歯石やプラークを専門の器具で丁寧に取り除きます。歯ぐきの腫れや出血を予防し、歯周病の進行を防ぐ効果も。定期的なクリーニングは、お口全体の健康維持に欠かせません。
Treatment 04
フッ素には、歯の表面を強くし、むし歯菌が出す酸から歯を守る効果があります。特に再石灰化を促す働きがあり、初期むし歯の進行を防ぐのに有効です。お子さまだけでなく、大人の方にもおすすめの予防処置です。
Care at home
毎日の歯みがきは、むし歯・歯周病予防の基本です。大切なのは、磨く時間ではなく“磨き残しをなくすこと”。歯のすき間や奥歯、歯と歯ぐきの境目などを意識して丁寧に磨きましょう。自己流になっていることも多いため、歯科医院で定期的なチェックとブラッシング指導を受けることが効果的です。
歯ブラシだけでは届かない歯と歯の間には、デンタルフロスや歯間ブラシを併用しましょう。歯周病の原因となるプラークは、こうした細かな部分に溜まりやすく、放置すると歯ぐきの炎症や出血を招きます。正しい使い方は人によって異なるため、定期検診でのアドバイスも大切です。
Point 01
糖分の多い間食やダラダラ食べは、むし歯リスクを高めます。栄養バランスに加え、食べる時間帯や頻度も見直してみましょう。よく噛むことで唾液が分泌され、むし歯の予防にもつながります。生活習慣の中に隠れたリスクは、歯科でのカウンセリングで気づけることも多くあります。
Point 02
鏡で口の中をチェックし、歯ぐきの腫れ・出血・色の変化など小さな変化にも気づけるようにしておきましょう。
小さな異変に早めに気づくことが、重症化の予防につながります。迷ったときは自己判断せず、歯科医院での相談をおすすめします。
Point 03
むし歯や歯周病は、進行してから治療するよりも、予防や早期発見によって未然に防ぐことが何よりも大切です。当院では、歯周病治療で培った精密な診断技術と最先端の設備を活かし、お口の状態を的確にチェック。自覚症状がないうちからの定期検診とプロによるクリーニングで、大切な歯の健康を守り続けることができます。「悪くなってから行く歯科」ではなく、「守るために通う歯科」へ。ぜひお気軽にご相談ください。
鏡で口の中をチェックし、歯ぐきの腫れ・出血・色の変化など小さな異変にも気づけるようにしておきましょう。ただし、自分では判断が難しいことも多いため、気になる症状がなくても定期的なプロのチェックが安心につながります。歯を守る第一歩は、「放置しないこと」です。